2月22日(金)聴き方の真髄を学ぶ『ミニカウンセリング講座』を開催いたします

橋本久仁彦ミニカウンセリング講座

講座チラシ

2月22日(金)の13時半より、さんかくプラザにて「福島県心のケア支援事業」の一環として聴き方に関する講座を開催いたします。

※本企画はNPO法人ビーンズふくしまさんとの共催です。

対象は、主に子育て支援者の方ですが、ご関心のある方はぜひお越しください。

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聴き方の真髄を学ぶ『ミニカウンセリング講座』

https://www.facebook.com/events/332582310191841/

(主催者より)
復興支援者・子育て支援者の方々とお話をする中で、色々な悩みを耳にします。

「業務が忙しくて、なかなか相手の話をしっかり聴くことができない」
「もっと支援者との信頼関係を築いて本音を聴きたい」
「傾聴について改めてしっかり学びたい」

そのような気持ちを聴く中で、今回の講座を企画するに至りました。

この講座では、私たちが普段、どんな姿勢・どんな気持ちで相手の話を聴いているのかを見つめなおし、相手の深い部分にある気持ちや感覚を、「そのまま」受け止められるための聴き方を、一緒に学びます。

本音を聴くための「テクニック」や「技法」を身に付けるというよりも、「なぜ、自分は相手の話をしっかり聴けていなかったのだろうか」の理由に、それぞれが気がつくような時間にできればと思っています。

以下、講師の橋本久仁彦さんからのメッセージ(全文後述)の抜粋です。

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「人の言葉を聞いていない」という現象が可能になるためには「私には人の心や問題が理解できるはずだ、解決できるはずだ、以前より成長しているはずだ」という強い希望(信念)を持っている必要があるのです。その「希望(信念)」を強めることができるなら、ワークショップやセミナーは人気が出てビジネスになると思います。ではこのミニカウンセリング研修は? 「自分は人の話を聞いていない、聞かない」という事がハッキリします。

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【開催日時】
2013年2月22日(金)13:30~17:00(受付:13:15〜)

【会場】
郡山男女共同参画センター(さんかくプラザ)
(郡山市麓山2丁目9−1)
地図:http://goo.gl/XQwMi
徒歩:JR郡山駅から徒歩20分
バス:(「コスモス循環」(池ノ台)、その他各池ノ台経由路線)池ノ台停留所下車徒歩1分
※お車で来館される場合は、施設内駐車場及び麓山地区公共施設利用者駐車場 をご利用ください。

【参加費】
無料
※福島県心のケア支援事業の一環として行っております

【定員】
20名

【対象者】
子どもやその保護者を支援されている方
子育て支援に関心のある方

【講座内容】
1.ミニカウンセリングとは 〜わずか15分間から見えてくる「世界」〜
ミニカウンセリングにおける話の聴き方について、実際に録音した15分間の「ケース」を交えながら講師とともに考えていきます。

2.ミニカウンセリングを体験
人の尊厳を大切にしながら、人の深い部分に触れることができる、そんな素晴らしい時間を味わうことができます。

【持ち物(可能な方のみ)】
ボイス録音付き携帯電話やICレコーダー、テープレコーダーなどの録音機器をお持ちいただくと、より深く学ぶことができます。

【講師紹介】
・橋本久仁彦 / はしもとくにひこ
1958年大阪市生まれ。大学卒業後は高校教師となり、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチに基づく「教えない授業」を10年間実践する。その後アメリカやインドを遊学し、人間同士の情緒的なつながりや一体感とともに発展する有機的な組織作りと、エネルギーの枯渇しない自発的で創造的なコミュニティの建設に関心を持ち続けている。

平成2年より龍谷大学学生相談室カウンセラー。様々な集団を対象とした非構成的エンカウンターグループを行う。

平成13年12月に龍谷大学を退職、プレイバックシアタープロデュースを立ち上げ、プレイバックシアター、エンカウンターグループ(円坐)、サイコドラマ、ファミリー・コンステレーション、コンテンポラリーダンスなど、フィールド(舞台)に生じる磁場を用いた欧米のアプローチの研究と実践を積み重ねるも、このたび、10年間の活動を終え、その看板を下ろす。

現在は、日本の新しい口承即興自然劇「きくみるはなす縁坐舞台」を実践するシアター・坐・フェンスの座長として、その様式建築に注力し、きくみるはなす縁坐村塾も開講中。

ミニカウンセリングやファシリテーターのトレーニングクラスはライフワークとして継続している。 “目的を持たない生命体的集団”fence worksのメンバー。

・オフィシャルHP

http://enzabutai.com/index.html

・インタビュー
「エナジーボートに乗って(聞き手:青木将幸)

http://www.skunkworks.jp/genryu/958

【参加申込・問い合わせ先】
お申込みは、お電話、FAX、またはメールでお送りください。

電話番号:024−983−9481
FAX:024−983−9482
メール:info-ccscd@beans-fukushima.or.jp(担当:小林)

・お名前
・所属(または職業など)
・ご住所
・電話番号
・メールアドレス

【講師からのメッセージ】
このクラスでは、ミニカウンセリングと呼ばれる実際のカウンセリングのケースを 参加者の皆さんに経験していただきます。とはいっても 15 分間、一人の人が自分を語り、 もう一人の人が聴き役になって、お母さんに絵本を読んでもらうのを聞く子供のように、 ただそのまま聴くだけです。そして録音された内容を、できるだけそのまま、 ありのまま見ていきます。すると我々が自分自身だと思って大切にしている自分の思考の 営みが見えてきます。思考がすばやく相手のエネルギーを自分の好みの姿に作り変えて いく様子を観察することで、我々は初めて、この世界が新鮮さを失った原因が自分の 内側にあったことに気づく機会を得ることになります。

これはカウンセリングの技法の学習というよりは、実際に起こっている出来事をダイレクトに「見る」ための、 内面の視力回復トレーニング(リハビリ)です。本当に起こっていることを「見ること」や、人や自分の声を 「聞くこと」を守るためのクラスが子供たちの学校にもあればいいなと思います。そして子ども達が「自由に 生きて、のびのびと成長する」ことを我々が本当に望んでいるならば子供たちの姿や動きが「見え」、子供たちの 声や気持ちが「聞こえる」ことが必要です。そうすれば彼らの成長の「邪魔」をしないで済むからです。これほど「気づき」や「成長」のための本やセミナーや教師が氾濫している時代はかつてありませんでした。今までの技法とは違 った新しい『技法』や、新しい『問題についての考え方』がどんどん出てきます。それは新しい『問題の解決の仕方』 がどんどん増えてくるということです。

セミナーに参加するとどの方法も素敵で、確かに気づきを得、自分のことが分かり、成長した、という気がします。 感動できる体験に惹かれて、いつまでたってもセミナーに参加することが終わらず、後から後から現れてくる優秀な、 評判のいい先生に会って何かを得たいという 気持ちもなくなりません。何度もワークショップに出たり、「スクール」 に通ったりしているうちにたくさんのお金を消費し、人生の時間も残り少なくなってきました。私たちは、何をしているのでしょうか? 自分の人生を生きることがそんなに難しいと、いったいどこで学んだのでしょうか?

「自分自身」ほど個人的で、世界に二人といない、貴重な人間はないということ。これは理論や方法ではなく、端的な観察で分かる事実です。これほどプライベートで、一回きりしかなく、簡単には味わい尽くせない「実人生」という生活はないということ。これも、子供のころから誰もが知っている、生きていることへの驚きと冒険の感覚です。 我々に必要なものは、ただ一回だけの存在である自分自身の姿や動きを見ることができる目と、ただ一回だけの現象 である自分自身の声や言葉を聴くことができる耳だけであると思います。気づきや成長は、とても個人的な人間の尊厳に関わることで、僕にとってはセミナーや教師から得ることではありませんでした。それは技術的なことではない ので教わることができないのです。技術に頼るのは、目がかすんで自分のしていることとその結果が見えず、耳がふさがって自分や他人の心の声が聞こえないからでしょうか? それなら筋は通りますが、他人の考案した技術で代用し た目や耳は今度は本当に視力と聴力を失ってしまいます。

本当に気づきたい意志のある人は、実生活の中ですぐに気づき、成長したい人はただちに成長を始めます。それは鳥が教えられなくても空を飛ぶのと同じ、人間の生得の性質です。鳥はそのために生まれ持った翼を使い、我々人間 は目と耳を使います。なので僕にとって「問題」とはただひとつだけです。それは、自分が何を見ても見ていないこと、自分や目の前の人の言葉を聞いていないことです。そして、「人の言葉を聞いていない」という現象が可能になる ためには「私には人の心や問題が理解できるはずだ、解決できるはずだ、以前より成長しているはずだ」という強い希望(信念)を持っている必要があるのです。その「希望(信念)」を強めることができるなら、ワークショップやセ ミナーは人気が出てビジネスになると思います。ではこのミニカウンセリング研修は? 「自分は人の話を聞いていない、聞かない」という事がハッキリします。

① 何をするのでしょうか。

リスニング・アーキテクト(ミニカウンセリング)と呼んでいる
傾聴の営みを参加者の皆さんに経験していただきます。まず、聴き手(カウンセラー)と語り手(クライアント)の両方を体験し、録音記録と逐語記録を作ります。そして、二人の人間の間に起こった現象を、音韻・間合い・環境音などのエネルギーのレベルにも着目して、ていねいに観察します。

② 学習の効果は?

我々の思考の営みが見えてきます。その後、感情・感覚・存在といった人間を構成するエネルギー各層への視界が戻ってくるでしょう。思考の働きが、相互作用しつつ変化する柔らかいエネルギー(空間形質)の上に、観念を次々に投影して 固定していく様子を観察することで、人間関係が新鮮さを失っていく原因が、我々の聴く態度や
存在のしかたにあることに気づく機会を得ることになります。

③ このレッスンの目的は?

カウンセリングを行うときや、グループをファシリテートするとき、あるいは一般的に生じるあらゆる人間関係の中で、特に人の話を聞く時の態度や在り方について具体的に歪みなく対象を認識するための視力を回復することです。

④ このレッスンのビューポイントは?

他者のお話に耳を傾けるとき、「自分が聴いている」姿勢から「ただ聴いている」状態にシフトし、さらに出来事や現象の方がわれわれに耳を傾けているように感じられる「他力的・共時的な場(シンクロニック・フィールド)」に入ると、相手が語ってくださる物語は、援助すべき問題を持った「ケース」から聞き手を魅了し、エネルギーを与えてくれる「作品」へと変容します。

【主催】
NPO法人ビーンズふくしま

http://www.k5.dion.ne.jp/~beans-f/

「NPO法人ビーンズふくしま」は、不登校の子どもたち、ニート・ひきこもりの青年たちの居場所を通しての本人への支援と、親の会や相談を通しての家族への支援をおこなっているNPO法人です。
「学校へはいけないけど、学びたい、仲間と一緒に活動できる場所が欲しい」
そんな思いを持つ子どもたちの居場所を創りたい・・・
同じ思いを持つ市民の力を合わせスタートしたビーンズふくしま。
子どもたち、青年たちひとりひとりが、自分らしく生き、そして社会に参画していけるように応援していきたいと願い活動しています。

【共催】
チャイルドラインこおりやま

http://cl-koriyama.org/

「チャイルドライン」は、電話を通じて18歳までの子どもたちの気持ちに寄り添う活動です。お説教ぬき、押し付けぬき、子どもたちの声にただただ耳を傾けます。

☆チャイルドラインの4つの約束☆
1.ヒミツはまもるよ
2.名まえは言わなくてもいい
3.どんなことでも、いっしょに考える
4.切りたくなったら、切っていい

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