6月28日(金)に「ひとりに寄り添い 地域で支える 仕組み作りの実践」先進事例勉強会を実施しました

質疑応答の1コマ

6月28日(金)の14時〜17時に、
「ひとりに寄り添い 地域で支える 仕組み作りの実践」先進事例勉強会
を開催しました。

ゲストには、
地域の若者支援に熱心に取り組まれている
栃木県の中野謙作(なかのけんさく)さんをお呼びし、
地域の様々な人や機関が連携して行う、子育て支援についてお話いただきました。

講演での1コマ

講演では、中野さんの数十年に渡る活動の中で実践してきた
課題解決のポイントを、以下のような流れに沿ってお話いただきました。

・目の前にいる1人の若者に寄り添いながら、課題を明確にする。(線的支援)

・1人が抱えている課題を共に解決できる地域の仲間を見つける。(面的支援)

・解決に至った実例を、行政・民間が連携しながら政策やビジネス等の仕組みに落としこむことで、多くの人の課題を救えるようになる。(立体的支援)

NPO職員や行政職員、地域の主婦の方、フリーライターや新聞記者の方々まで
様々な参加者が集まり、共に学びを深めました。

当日、お越しいただけなかった方のため、講演の内容は、
郡山市のコミュニティFM「ココラジ」内で、下記の時間帯で放送されます。

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7月12日(金)20時〜22時 FM79.1MHz
「ココラジセレクション」内
※中野さんの講演は番組後半に放送予定です。
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郡山市外の方も、インターネット上にて下記のサイマルラジオのサイトや、
iphoneアプリ、Androidアプリを通してご視聴いただけます。

〈サイマルラジオ〉
http://www.simulradio.jp/

〈iphone〉
https://itunes.apple.com/jp/app/fm-ting-for-kokoraji/id656983693?mt=8

〈Android〉
https://play.google.com/store/apps/details?id=air.fmteikocofm

 

講演の後には、実際に困難を抱えたこどもがいた時に、自分たちなら
どんなサポートができるのかを話し合うグループワークも行い、
お互いに発表をしました。

チーム「かんがる〜」の発表

チーム「xyz」の発表

チーム「石山武士」の発表

チーム「2じゃだめですか?」の発表

 

講師の中野さんからも「参考になる!」とおっしゃっていただくプランが沢山でてきました。

最後に行った感想共有の時間では、関西からわざわざお越しいただいた参加者の方に、
大阪市西成区釜ヶ崎(通称あいりん地区)での、子育て支援の地域連携
実例もお話していただき、非常に学びの深い時間となりました。

参加者の方から釜ヶ崎の子育て支援地域連携についてお話いただきました

終了後にいただいたアンケートでは、以下のようなご意見をいただきました。
(アンケート内容より一部抜粋)

■講演のご感想

・ほんとうに一つ一つ解決せねばならない困難がたくさんあり、それを最初はいろんな壁にぶつかったでしょうけど、一つ一つ解決されていかれた、その今までに勇気をいただきました。

・「大人の良かれではない。支える人づくり」「一人でも必要であれば場を構築する」改めていろんなことを考える機会となりました。今後の活動に活かしていきたいです。

・どこまで寄り添えるか? 地域として。ひとりに寄り添う仕組みづくりなど、今後の福島に必要なカタチを考える良い機会となりました。

・中野さんが実際に関わられた子どもたちきっかけで「ひよこの家」、段階的仕事づくりなどができたと聞き、仕組みを作って子ども支援ではなく、まさに子ども一人ひとりに寄り添った結果仕組みができたと大変感動しました。

・中野さんのお話の中にあった「しごとれ」と同じようなことをつくろうとしているので具体的に参考にさせて頂けるお話が聞けました。

・ひとりの人に向き合うこと、その人に必要なことを作っていくことが他の人にもつながる仕組み作りになることを学びました。子育てサポートの現場にいない身にとって、また親として、一つ一つの事例、解決を含めて衝撃でした。と同時に子育て、不登校をサポートするNPOさんの大切さが改めて分かりました。

・事例に対して具体的なアプローチへつなげていく実行力がなかなかできないことだと感じ、意義があると思った。具体的なアプローチ+マクロ視点でのアプローチになると地域貢献のレベルへ向かうと感じた。

・今年の5月から●●(←団体名)で学校連携を担当しております。中野さんが一人一人の子どもたちに真正面からぶつかっていく姿が強く見受けられ、いつか自分も子ども若者たちにそのように添えられたらと思いました。

・実際に行っている活動を聞くことができて良かったです。また、その子に合った対応をするということは必要なことだと改めて感じました。ODやリスカ、不登校の子の話をまたの機会にもっと聞きたいです。

■ワークショップのご感想・やはり「一人」が大切で、「一人」が「一人」とつながることでいろんな力が出てくる。

・その方の人生での登場人物を多くすることが重要だなと思いました。

・ひとりの課題解決を考えることで、全体として必要な支援が見えてくることが確認できた。

・他事業のノウハウを取り入れることの大切さ団体の資源を活かしていき、よりよい支援をしたい。

・難しいケースでしたが、どのようにしてケースに向き合っていくのか、その考え方を学びました。子ども支援・若者支援の専門家ではありませんが、そうした方々とネットワークを形成していく際に必要な観点だと思います。

・改めて痛感になりますが、(1)1団体には限界がある。孤立しがちな家庭、子どもを垣根を越えて手を取り合ってサポートしたい。(2)「大人の良かれ」では自己満足になってしまうと感じた。

・人間をサポートする仕事はたくさんあるけれども、その人たちを「つなぐ」役割があってこそバックアップになるのだなぁと思いました。

・それぞれの参加者と、持っているそれぞれの経験や直感や希望やノウハウがシェアできてよかった。

・団体により入口が異なり、ブレストする事が大変であった。このワークにより具体的な対処法を考えることができた。

・実際の事例を使用し、グループでさまざまな意見を聞けて自分では思いつかなかったことに気付けて、私自身の学びになりました。

■その他のご意見ご感想

・中野さんのお話はリアリティを持った内容でアツイ思いが伝わってきました。地域を見る目を高めたいと思います。ワークショップでは人と向き合う時の考え方を学ばせてもらいました。現場にいないと知ることのできないお話だった。

・これからの子どもと若者の支援の仕方、あり方を考えようとするいい機会を与えられました。今後生かせることを学ぶことができたので勉強になりました。

・いろんな人たちが現場で必死に格闘し、経験と、ノウハウをたくわえていると思うので、このような機会はすごくたすかります。

・子ども、若者支援とは普段なかなか関係が持てていないので、本日の内容は今後の可能性を含めてワクワク感がありました。ありがとうございました。

・チャイルドラインMさんの質問から自分の周りもそうなのですが、社会的な取り組みの時間、家族と過ごす時間の両立の大変さを改めて思いました。これは家族のいる人すべての問題ですね。

・このような他地区(福島県外)の事例を聞ける機会が少ないため、非常に参考になりました。運営の方々、ありがとうございました。

・今度は中野先生がこの子ども若者支援に携わろうと思ったきっかけを知りたくなりました。本日は本当にありがとうございました。

・ありがとうございました。頑張る意欲がますますわきました。

 

皆さん、平日のお忙しい中、熱心にご参加いただきありがとうございました。

またこのような機会を設けて欲しいとのご意見も多数いただき、嬉しい限りです。

チャイルドラインでは、今回のように、
こども支援に関心のある皆様との合同勉強会や
様々な連携を進めていきたいと思っております。

今後とも、どうぞよろしくお願いします!

 

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